田んぼの土づくりの流れ

おいしい米を作るためには、土が重要だと言われています。
しかし、米づくりが初めての方は土づくりの流れがわからないですよね。
そこで今回は、田んぼの土づくりの流れについて解説します。
▼田んぼの土づくりの流れ
①土を大量に採取する
まずは、田んぼに敷くための土を用意します。
自分で用意する場合は、畑・山・林などから土を採取しましょう。
②土を乾燥させる
採取した土は湿っているため、乾燥させてふるいにかけやすい状態にします。
③土を細かくする
土が乾燥したら、2~5mmほどの細かい土になるようにふるいにかけます。
塊が多いと苗の成長速度に差が出る可能性があるため、しっかり細かくしましょう。
④土壌の酸度を調整する
苗が育ちやすい酸度は、pH4.5~5.5とされています。
これより酸度が高ければ生育不良や苗立枯病などが起こりやすくなり、反対に酸度が低すぎると必要以上に生育してしまう恐れがあります。
そのため、事前に土の酸度を調べて細かく調整することが大切です。
⑤土に肥料を混ぜる
おいしい米を作るために、土に肥料を混ぜます。
ただし混ぜすぎると苗の生育に影響を及ぼすため、適量を混ぜるようにしましょう。
⑥土を消毒する
土壌線虫の発生や土壌伝染性病害を予防するために、土に薬剤を撒いて消毒します。
▼まとめ
田んぼの土づくりは、土を採取し乾燥させ細かくしてから土壌の酸度を調整します。
また土に肥料を混ぜたり消毒したりすることも田んぼづくりに欠かせません。
しっかり土づくりを行うことで、おいしい米を作ることができます。
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