米づくりの流れについて

米は私たちの食を支えている食材の1つで、1年という長い期間をかけて育てています。
では、どのような工程を経て米は作られているのでしょうか。
今回は、米づくりの流れについて解説します。
▼米づくりの流れ
①1月~5月中旬:田んぼの準備
まず最初に、苗を植えるために田んぼの準備を始めます。
・田起こし:田んぼの土を乾燥させて肥料を撒く
・畦塗り:水田の境に泥土を塗る
・基肥:カリウム・窒素・リン酸などを施肥する
・入水:田んぼに水を入れる
・代掻き:土を柔らかく平らにする
上記の作業と同時に、苗づくりも行います。
②5月下旬~9月:田植え・管理
田んぼの準備が終わったら、苗を田んぼに植えていきます。
田植えの際は間隔を均等にし、浅すぎず深すぎない3cm前後の深さに苗を植えるのがポイントです。
田植え後はきちんと苗が生長するように、水管理・追肥・雑草防除・病害虫防除などの管理を行います。
管理を怠ると苗の成長が止まったり枯れたりしてしまう可能性があるため、田植えが終わっても気は抜けません。
③10月:収穫
苗が生長して穂が黄金色になったら、いよいよ収穫です。
近年は手作業で収穫することは少なく、コンバインを使って収穫・脱穀するのが主流となっています。
収穫後はしっかり乾燥させ、もみすり・選別・精米の工程を経て白米として食べられます。
▼まとめ
米づくりは、以下の流れで行います。
①1月~5月中旬:田んぼの準備
②5月下旬~9月:田植え・管理
③10月:収穫
おいしい米を作るためには、1年という長い期間がかかります。
当社では養鶏場の建築・メンテナンスのほかに、農業にも携わっております。

関連記事