鶏舎の構造の種類

鶏舎の構造は大きく分けて高床式と低床式、平飼いの3つに分けられます。
それぞれの特徴が異なるので、最適なものを選ぶ必要があります。
そこで今回は、鶏舎の構造の種類と特徴をご紹介しましょう。
▼鶏舎の構造の種類
■低床式
1階建ての昔ながらの鶏舎です。
地面にスタンドを立てて、ケージを置きます。
飼育数が少ない養鶏場向けの構造と言えるでしょう。
この構造を取り入れた鶏舎には窓のある開放鶏舎や窓のないウインドウレス鶏舎、セミウインドウレス鶏舎の3種類があります。
開放鶏舎は窓から自然に換気を行うので、自然の影響を受けやすいです。
その点ウインドウレスは窓がなく、強制換気のシステムを取り入れているので自然の影響は受けにくいでしょう。
■高床式
2階建ての鶏舎で、2階部分にケージを置きます。
1階部分に鶏のふんが落ちる仕組みとなっており、掃除がしやすいのが特徴です。
またケージの下から新鮮な空気が入るため、飼養数が多くても対応できるでしょう。
ケージを積み重ねる場合は、ふんが下のケージに落ちないようひな壇型に積み重ねます。
こちらも低床式同様、開放鶏舎・ウインドウレス鶏舎・セミウインドウレス鶏舎の3種類があります。
■平飼い
平飼いは鶏舎内にケージを置かず、鶏舎の床で直接飼養する方法です。
これは開放鶏舎のみの構造とされています。
▼まとめ
鶏舎の構造には、低床式・高床式・平飼いの3種類があります。
低床式は飼育数が少ない養鶏場向けで、高床式は2階にケージを置くためふんの掃除がしやすいでしょう。
どの鶏舎の構造でも、飼養数や環境などに合ったものを選ぶことが大切です。
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